2008年08月22日

茶館(cha guan)

 今日の授業の中で老舎(中国の作家)が書いた「茶館」の話が出てきました。生徒に「茶館ってどんな感じですか」と聞かれました。

 「茶館」はいいですよ。今の中国にはほとんどないでしょう。
 私の小さい頃(1980年代)、家はまだ古い平屋で、庭に井戸があった時代、街の商店街に一軒の茶館がありました。四人座れるテーブルが10個くらい置ける大きさでした。
 朝の6時位から開き、すぐに満員になります。まだ出版物はあまりなかった時代で、テレビも普及していない、もちろんインターネットもありませんでした。茶館はもっぱら情報交換の場になって、地域から国までの事を語り合う人もいれば、ただ将棋を指しながら職場の文句をいう人もいる。そこに行けば必ず話相手を見つけられる。まさに庶民のサロンでした。
 小さな茶館に大きな社会がある、そんな感じでした。
 今はその商店街もなくなって、高層ビルが並んでいる住宅地になってしまいました。
posted by Jack Lee at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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